About us

ヤゴ(屋子)たちが 安心できる、
小川(寺子屋)でありたい「とんぼ塾」

 大人になって、自由に、そして力強く飛び回る「とんぼ」にも、目立たない子ども時代(ヤゴの季節)がありました。“屋子(=ヤゴ)”は水の中で岩陰に隠れじっとしていることも多く、一見して何をしているかわかりません。しかし、そんな彼らはとても感性が鋭く、よくよく周囲の大人の言葉や環境をよく観察していたりします。そんな彼らが健康的に成長するためには、静かで穏やかな清流・守られた環境と時間が不可欠です。

 グローバル化が進み、多様な価値観が見受けられるようになった一方で、混沌とした情報も日々受けとることができる現代社会です。気をつけなくては、そんな子どもたちが大流に流されてしまうことは簡単なことです。

 私たちとんぼ塾は「寺子屋活動」をしております。学習支援は勿論ですがそれだけにとどまらず、子どもたちとその子どもたちに関わる大人たちにとっての安心できる地域の居場所であることを第一とします。そうして、その中でご家庭を支え、子どもたちの心を育み、子どもたちの将来を共に楽しみにとしています。

 子どもたちとは、地域でできる自然活動や農業体験に加え、ボランティアや食事と様々な体験を共有することも大切にしております。良い「言葉」と地域・自然との「関係」の内に子どもたちを育んでいくお手伝いができたら幸いです。

スタッフ紹介

小徳ひかり(管理栄養士)

大杉学(責任者)

Grace & Daniel(保育・調理)

工藤 堅一 さん(教師)

ノブ さん(講師)

峯岸さん(社労士)

あいさつ

大杉学

 東北大学大学院卒業。在学中に塾の講師を始め、卒業後も教育関係企業、家庭教師、幼稚園補助員など、宮城県と茨城県にて20年以上にわたって学習支援に携わってきました。また、カンボジアの教育支援活動や震災支援活動を経験する中で、本当の命の価値を知ることができました。それからは、教室内にこだわらず、街中やアウトドアフィールドなど、さまざまな学びの機会を子どもたちに提供するようになりました。そこには、体全体を使って知る、多くの学びがあるからです。

また、子どもたちの心の成長を忘れてはなりません。私個人としましては、敬天愛人「神を愛し、人を愛する」、キリストの恵(めぐみ)の内に歩む道を私の道としております。何事も、小さなことを大切にすること、感謝することから始まります。両親を敬います。友達を大切にします。また、嘘や盗みはいけません。そういった、当たり前のことが大切です。

それぞれ子どもたちには、社会に出てから多くの活躍の機会が与えられています。「私は、こう生きていきたい。」と強く願える、張り合いのある子どもたちを育んでいくことができたらと願っています。